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sakkal - 882 posts

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  • silurus.asotus - Iori Nogami @silurus.asotus 2 weeks ago
  • #スーパーカブ #supercub #世界一周 
#中東 編
#パキスタン #タフタン #クエッタ  #サッカル  #ムルターン  #ラホール 
#middleeast #pakistan #taftan #quetta #sakkal #multan #lahore 
わざわざ日本まで飛行機で戻り、パキスタンビザ🇵🇰を取得した俺は、再びモスクワ経由でテヘラン、ザヒダーンへと飛行機を3機も乗り継いで、イランパキスタン国境へと舞い戻った。

在東京大使館発行のビザを高々と掲げながら、今度こそスンナリと国境を通れたわけだが、ここからが大変である事を覚悟していた。

パキスタン-アフガニスタン国境沿いに広大な砂漠地帯を700km、ひたすら走り続けなければならない。しかもこの道中および目的地の街クエッタは、しばしばタリバーンが誘拐や襲撃テロのために、国境を越えて来るらしい。

0-4の五段階に色分けされた外務省危険マップでは、クエッタを含めたこの区間全てが「レベル4、退避勧告、どのような理由であれこの地域に渡航しないで下さい。」と戦争・内戦中地域と同等の扱いになっている。
特にクエッタではテロが頻繁に起きており、不測の事態に巻き込まれる可能性が極めて高いだと

あとで地元の人に聞くと、昔は全く平和な場所だったのに、アメリカがアフガニスタンを攻撃してからテロリストがパキスタン側を攻撃する様になったそうだ。

しかし日本へ帰るためには、ここしか通る道が無いのだから仕方ない。「パキスタン迂回したら?」と指摘もされたが、答えは「不可」だ。
北に迂回するにはアフガニスタンを通らねばならぬ。もっと危ない。
南に迂回するには船で海に出なければいけないが、運送会社から「イランからはまず世界中どこも輸送無理です。現在Embargo食らってますので、物理的に不可能です。」との返信あり。

もう、本当に行くしか無いのだ。祖国の土を踏むために

ただ、武装した警察の護衛がつくかもしれないという情報があったのだが、どこまで本当なのか。
旅行なんていう個人的理由でわざわざ危険地帯に入ってくる他の国の酔狂達のために、大事な警察官を割いてくれるだろうか?

結論を言うと、クエッタどころかインド国境まで武装警察官の護衛がずーっと付いていてくれました。どこへ行くにもついて来ました。
長大な国境線に大量の人員を配置するより、一人ずつ守った方が合理的なんだろう。

イラン国境からクエッタまでの砂漠道は、ここまでのどんな場所より過酷であった。数日間にわたって本物の砂漠地帯を横断する事など初めてであったが、日中の気温は44-45度にものぼり、暴風も吹き荒れて無数の砂が襲いかかってくる。

正直言うと砂嵐というものを「たかが砂が舞うだけだろ」と舐めていたのだが、突発的に発生した砂嵐で、10人の死者が出た事もあるそうだ!?
なんで砂嵐で死者?と思ったが、3人が窒息、7人は交通事故だったと。

実際に度々発生した砂嵐の中では、数メートル先の道も見えなくなり、各車両は事故を防ぐためにライトを点灯していた。

もう鞄や靴どころか、耳の穴も鼻の穴も砂だらけである。フルフェイスヘルメットを閉めているのに。

そして乾燥も酷い。水を飲んでも飲んでも足りない。塩を舐めつつ、毎日6リットル以上は水を飲んでるはずなのに、尿は1日に数回だけ、チョロチョロっとしか出ない。それも見た事無い位に超濃縮された色と匂いのやつ。

強烈な日光は何もかもを灼き尽くし、ナビゲートに見ていたiPhoneはたちまち「高温注意」の警告画面を表示して機能停止してしまった。
新たな新装備としてタイヤに付けた空気圧・温度センサーはタイヤ内温度の急上昇を感知し、バースト警告音を発する。
(警察官達は休憩の度にタイヤに水をかけていた。) 日本の東京で何不自由無い安心安全な歯科医師生活を送っていたし、今も同じように送れていたはずなのに、むしろ警察を狙って襲ってくるタリバーンテロリストに怯えながら、砂漠で焼き殺されそうになり、干からびそうになり、砂まみれになっている。俺は一体何がしたいんだ?修行か?これ。
と、気持ちが折れそうにもなった。
が、馬鹿野郎!何を怯んでいるのだと。
「むしろ修行したかったんだろ?お前は。普通の日本人が経験出来ないような世界を、楽しい事も辛い事も味わってみたかったんだろ?これこそ望んだ世界だろ?」と

逃げ癖と、性根の弱さは相変わらずだな。

まあ、逃げたくても逃げられないのだがな。砂漠だし
ガハハハハハ

前に進むしかないのだよ

つづく

#journey 
#旅行 
#一人旅 
#バイク好きな人と繋がりたい 
#バイク 
#motorcycle 
#honda 
#cub60th #スーパーカブ #supercub #世界一周 #中東#パキスタン #タフタン #クエッタ #サッカル #ムルターン #ラホール #middleeast #pakistan #taftan #quetta #sakkal #multan #lahore わざわざ日本まで飛行機で戻り、パキスタンビザ🇵🇰を取得した俺は、再びモスクワ経由でテヘラン、ザヒダーンへと飛行機を3機も乗り継いで、イランパキスタン国境へと舞い戻った。 在東京大使館発行のビザを高々と掲げながら、今度こそスンナリと国境を通れたわけだが、ここからが大変である事を覚悟していた。 パキスタン-アフガニスタン国境沿いに広大な砂漠地帯を700km、ひたすら走り続けなければならない。しかもこの道中および目的地の街クエッタは、しばしばタリバーンが誘拐や襲撃テロのために、国境を越えて来るらしい。 0-4の五段階に色分けされた外務省危険マップでは、クエッタを含めたこの区間全てが「レベル4、退避勧告、どのような理由であれこの地域に渡航しないで下さい。」と戦争・内戦中地域と同等の扱いになっている。 特にクエッタではテロが頻繁に起きており、不測の事態に巻き込まれる可能性が極めて高いだと あとで地元の人に聞くと、昔は全く平和な場所だったのに、アメリカがアフガニスタンを攻撃してからテロリストがパキスタン側を攻撃する様になったそうだ。 しかし日本へ帰るためには、ここしか通る道が無いのだから仕方ない。「パキスタン迂回したら?」と指摘もされたが、答えは「不可」だ。 北に迂回するにはアフガニスタンを通らねばならぬ。もっと危ない。 南に迂回するには船で海に出なければいけないが、運送会社から「イランからはまず世界中どこも輸送無理です。現在Embargo食らってますので、物理的に不可能です。」との返信あり。 もう、本当に行くしか無いのだ。祖国の土を踏むために ただ、武装した警察の護衛がつくかもしれないという情報があったのだが、どこまで本当なのか。 旅行なんていう個人的理由でわざわざ危険地帯に入ってくる他の国の酔狂達のために、大事な警察官を割いてくれるだろうか? 結論を言うと、クエッタどころかインド国境まで武装警察官の護衛がずーっと付いていてくれました。どこへ行くにもついて来ました。 長大な国境線に大量の人員を配置するより、一人ずつ守った方が合理的なんだろう。 イラン国境からクエッタまでの砂漠道は、ここまでのどんな場所より過酷であった。数日間にわたって本物の砂漠地帯を横断する事など初めてであったが、日中の気温は44-45度にものぼり、暴風も吹き荒れて無数の砂が襲いかかってくる。 正直言うと砂嵐というものを「たかが砂が舞うだけだろ」と舐めていたのだが、突発的に発生した砂嵐で、10人の死者が出た事もあるそうだ!? なんで砂嵐で死者?と思ったが、3人が窒息、7人は交通事故だったと。 実際に度々発生した砂嵐の中では、数メートル先の道も見えなくなり、各車両は事故を防ぐためにライトを点灯していた。 もう鞄や靴どころか、耳の穴も鼻の穴も砂だらけである。フルフェイスヘルメットを閉めているのに。 そして乾燥も酷い。水を飲んでも飲んでも足りない。塩を舐めつつ、毎日6リットル以上は水を飲んでるはずなのに、尿は1日に数回だけ、チョロチョロっとしか出ない。それも見た事無い位に超濃縮された色と匂いのやつ。 強烈な日光は何もかもを灼き尽くし、ナビゲートに見ていたiPhoneはたちまち「高温注意」の警告画面を表示して機能停止してしまった。 新たな新装備としてタイヤに付けた空気圧・温度センサーはタイヤ内温度の急上昇を感知し、バースト警告音を発する。 (警察官達は休憩の度にタイヤに水をかけていた。) 日本の東京で何不自由無い安心安全な歯科医師生活を送っていたし、今も同じように送れていたはずなのに、むしろ警察を狙って襲ってくるタリバーンテロリストに怯えながら、砂漠で焼き殺されそうになり、干からびそうになり、砂まみれになっている。俺は一体何がしたいんだ?修行か?これ。 と、気持ちが折れそうにもなった。 が、馬鹿野郎!何を怯んでいるのだと。 「むしろ修行したかったんだろ?お前は。普通の日本人が経験出来ないような世界を、楽しい事も辛い事も味わってみたかったんだろ?これこそ望んだ世界だろ?」と 逃げ癖と、性根の弱さは相変わらずだな。 まあ、逃げたくても逃げられないのだがな。砂漠だし ガハハハハハ 前に進むしかないのだよ つづく #journey #旅行 #一人旅 #バイク好きな人と繋がりたい #バイク #motorcycle #honda #cub60th
  • #スーパーカブ #supercub #世界一周 #中東#パキスタン #タフタン #クエッタ #サッカル #ムルターン #ラホール #middleeast #pakistan #taftan #quetta #sakkal #multan #lahore わざわざ日本まで飛行機で戻り、パキスタンビザ🇵🇰を取得した俺は、再びモスクワ経由でテヘラン、ザヒダーンへと飛行機を3機も乗り継いで、イランパキスタン国境へと舞い戻った。 在東京大使館発行のビザを高々と掲げながら、今度こそスンナリと国境を通れたわけだが、ここからが大変である事を覚悟していた。 パキスタン-アフガニスタン国境沿いに広大な砂漠地帯を700km、ひたすら走り続けなければならない。しかもこの道中および目的地の街クエッタは、しばしばタリバーンが誘拐や襲撃テロのために、国境を越えて来るらしい。 0-4の五段階に色分けされた外務省危険マップでは、クエッタを含めたこの区間全てが「レベル4、退避勧告、どのような理由であれこの地域に渡航しないで下さい。」と戦争・内戦中地域と同等の扱いになっている。 特にクエッタではテロが頻繁に起きており、不測の事態に巻き込まれる可能性が極めて高いだと あとで地元の人に聞くと、昔は全く平和な場所だったのに、アメリカがアフガニスタンを攻撃してからテロリストがパキスタン側を攻撃する様になったそうだ。 しかし日本へ帰るためには、ここしか通る道が無いのだから仕方ない。「パキスタン迂回したら?」と指摘もされたが、答えは「不可」だ。 北に迂回するにはアフガニスタンを通らねばならぬ。もっと危ない。 南に迂回するには船で海に出なければいけないが、運送会社から「イランからはまず世界中どこも輸送無理です。現在Embargo食らってますので、物理的に不可能です。」との返信あり。 もう、本当に行くしか無いのだ。祖国の土を踏むために ただ、武装した警察の護衛がつくかもしれないという情報があったのだが、どこまで本当なのか。 旅行なんていう個人的理由でわざわざ危険地帯に入ってくる他の国の酔狂達のために、大事な警察官を割いてくれるだろうか? 結論を言うと、クエッタどころかインド国境まで武装警察官の護衛がずーっと付いていてくれました。どこへ行くにもついて来ました。 長大な国境線に大量の人員を配置するより、一人ずつ守った方が合理的なんだろう。 イラン国境からクエッタまでの砂漠道は、ここまでのどんな場所より過酷であった。数日間にわたって本物の砂漠地帯を横断する事など初めてであったが、日中の気温は44-45度にものぼり、暴風も吹き荒れて無数の砂が襲いかかってくる。 正直言うと砂嵐というものを「たかが砂が舞うだけだろ」と舐めていたのだが、突発的に発生した砂嵐で、10人の死者が出た事もあるそうだ!? なんで砂嵐で死者?と思ったが、3人が窒息、7人は交通事故だったと。 実際に度々発生した砂嵐の中では、数メートル先の道も見えなくなり、各車両は事故を防ぐためにライトを点灯していた。 もう鞄や靴どころか、耳の穴も鼻の穴も砂だらけである。フルフェイスヘルメットを閉めているのに。 そして乾燥も酷い。水を飲んでも飲んでも足りない。塩を舐めつつ、毎日6リットル以上は水を飲んでるはずなのに、尿は1日に数回だけ、チョロチョロっとしか出ない。それも見た事無い位に超濃縮された色と匂いのやつ。 強烈な日光は何もかもを灼き尽くし、ナビゲートに見ていたiPhoneはたちまち「高温注意」の警告画面を表示して機能停止してしまった。 新たな新装備としてタイヤに付けた空気圧・温度センサーはタイヤ内温度の急上昇を感知し、バースト警告音を発する。 (警察官達は休憩の度にタイヤに水をかけていた。) 日本の東京で何不自由無い安心安全な歯科医師生活を送っていたし、今も同じように送れていたはずなのに、むしろ警察を狙って襲ってくるタリバーンテロリストに怯えながら、砂漠で焼き殺されそうになり、干からびそうになり、砂まみれになっている。俺は一体何がしたいんだ?修行か?これ。 と、気持ちが折れそうにもなった。 が、馬鹿野郎!何を怯んでいるのだと。 「むしろ修行したかったんだろ?お前は。普通の日本人が経験出来ないような世界を、楽しい事も辛い事も味わってみたかったんだろ?これこそ望んだ世界だろ?」と 逃げ癖と、性根の弱さは相変わらずだな。 まあ、逃げたくても逃げられないのだがな。砂漠だし ガハハハハハ 前に進むしかないのだよ つづく #journey #旅行 #一人旅 #バイク好きな人と繋がりたい #バイク #motorcycle #honda #cub60th
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